ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

焼きそばの果てしなき旅

(wed) No.7150 天丼や焼きそばなど、B級グルメブロガーとしても知られる、クレイジーケンバンドのギタリスト、小野瀬雅生さんが焼きそばについて書いた本。家での美味しい焼きそばの作り方、地元の横浜を中心に全国の店の焼きそばにも言及している。有名な「…

100万回死んだ猫

(mon) No.7134 少し前に話題になった、本のタイトルを間違えて覚えたまま図書館に来る、その用例。 いろんな客→うろんな客 痔→痣 フォカッチャのバカロマン→ボッカッチョデカメロン ひやけの人→火宅の人 ぶるる→るるぶ うろ覚えのタイトルを検索するヒントも…

ユリイカ 2024-01 panpanya特集

(tue) No.7128 相変わらずpanpanyaさんの漫画にどハマりしている。書店でpanpanyaさんの本が置いてあるか、と書店員さんに聞いたら、こんなのもありますよ、と勧められたのがユリイカ 2024年1月号。書面の大部分を、panpanyaさんの漫画について色々な方が解…

模型の町・商店街のあゆみ

(thu) No.7123 先日も紹介したpanpanyaさんの、近年出された単行本も読んだ。相変わらずの唯一無二の作風。 家が集合した「家の家」増改築を繰り返す老舗旅館のような家が良い。 道に迷う事が好きな方、街並み散策や、路上観察が好きな人には面白いかもしれ…

蟹に誘われて・枕魚

(wed) No.7115 また現実逃避。何もせずに、年末買ったPanpanyaさんの漫画を読む。紙の本で漫画を買うのは久し振り。Panpanyaさんは10年前から白泉社から単行本を10冊出しているが、小生が知ったのは去年の12月。まずは手に入った物で比較的古い、「蟹に誘わ…

一旦、退社

(thu) No.7109 TBSのアナウンサー*1だった堀井美香さんが、2022年に(TBSを)退社して、局のアナウンサーからナレーター、ポッドキャストのパーソナリティーに変わって行くエッセイの要素も有る日記。変わって行く仕事の事、一緒に番組をやっていた(る)久米宏…

たのしい路上園芸観察

(tue) No.7100 村田あやこさんが、路上園芸観察についてまとめた本。オールカラーで見応えが有る。 カテゴリーの分類と名付け方が素晴らしい。 店先園芸 もじゃもじゃ建物 路上園芸家の叫び(メッセージ) どさ草 そこあなた個人の土地じゃないよね、公共空間…

東京ブルーズ&ロック地図

(thu) No.7067 タイトルの通り、東京でブルーズ&ロックの聴けるバー、ライブハウス、レコード店をを紹介している。 千駄木のBar Issheeには行こうと思っているのだけれどまだ行けていない。

最強ドラマー列伝

(wed) No.7066 先日生で観たトミー・リー(モトリー・クルー)、ジョーイ・クレイマー(エアロスミス)、そして小生のフェイバリット・ドラマーの一人、ケニー・アロノフ(アーノフとも、ジョン・メレンキャンプ*1、メリッサ・エスリッジ、ジョン・フォガティ等、…

犬もどき読書日記

(fri) No.6963 ラジオスター、石山蓮華がラジオスターになる少し前、25-28歳頃の話。 エッセイに共通項が有る本の短いエピソードが付く。やはり事有る毎に電線を入れてくる。 脇毛を生やしてみたり、名前に◯◯◯が入っていたり。 10代前半から芸能活動をしてい…

ワンダーJapon 7 北海道 ひどく気になる場所

(wed) No.6961 珍スポット、面白風景などを紹介している、ワンダーJaponの新刊が出た。上野の書店で購入。 猛暑の中、広々とした北海道の未成線などの風景は良い。 伊豆・まぼろし博覧会の特集も。前行ったけど進化していた。 roy-t.hatenablog.com 買って少…

カニカマ人生論

(thu) No.6941 清水ミチコさんの自伝っぽいエッセイ本。影響を与えた色々な人々の名がインデックスになっている。 PATE屋でバイトしていた事も知った(小生、パテとかテリーヌが大好きなので、行った事が有る) 音大が高くて諦めた、に同意。 人は生まれてから…

ラジオじゃないと届かない

(wed) No.6940 TBSラジオ「JUNK」などのプロデューサー、宮嵜守史さん(ヒゲちゃん)がラジオについて書いた本。 前半はどうしてラジオ制作に関わったのか、から、関わって来た番組、パーソナリティ、スタッフ、今の仕事、後輩に自分のやってきた仕事を振る事…

どうぶつのおちんちん学

(sun) No.6909 先日読んだ「世界金玉考」が引用していた本が気になったので読んでみた。豚のおちんちんはねじれているとか、有袋類のおちんちんは玉が前にあるとか、驚きの連続。

世界金玉考

(tue) No.6904 金玉について考える本。 色々な動物の金玉について考える。人間のは外に出ているのは温度を下げる為、と言われているが、体に内蔵されている動物も多い。 有袋類の性器の並びに驚く 胎児の初期は皆女性の体で、途中で男に変わる。だから男にも…

旧町名さがしてみました

(thu) No.6892 街を歩いて、消滅した旧町名の表示が残るる物を探す。古い町名表示(手書きのステキなのが多い)、店の看板、表札、電柱の表示(=デンリヨク)、木の牛乳箱だったり。よく探したな。 今は西新宿になった、淀橋・柏木・角筈などは、2005年頃までは…

思い出す、コミックおきなわ

(wed) No.6877 20年前、毎年のように仕事で沖縄に言っていた。書店でローカルな本を探すのが好きで、見つけたのが沖縄の漫画家だけで作った「コミックおきなわ」。こんなのがあるんだ、とバックナンバーを遡って読んでいた。その後休刊~廃刊になったと知った…

映画のタネとシカケ

(fri) No.6865 自転車のお仲間でもある映画キャメラマン、御木茂則さんの本。 リアル書店で買いたい、と思っていて、やっと買えた。電子版もあるが、ブツで欲しい本。 映画の演出、カメラアングル、照明、どういう機材を使って撮っているのかを解説している…

今日拾った言葉たち

(tue) No.6862 本も読むべき物が溜まっている状態。 色々な人の様々な名言や失礼な発言を受け、著者の武田砂鉄さんが感想や解説を加える。 その視点が的確で共感できる。

父ではありませんが

(wed) No.6835 小生の中で、武田砂鉄ブームが続いている。TBSラジオ「アシタのカレッジ」、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」も聴いている。 砂鉄さんは小生より一回り以上若いとはいえ、妻有り子供無し、という立場は一緒である。結婚している、して…

偉い人ほどすぐ逃げる

(tue) No.6799 色々な書店で「アト6ブックフェア」をやっているが*1、小生的には「別に怒ってない」に続き「武田砂鉄フェア」を実施中だ。本書は武田砂鉄さんによる、世の中の色々についての評論。わかりみいっぱい、的確なツッコミが冴えてます。 何故「偉…

べつに怒ってない

(fri) No.6788 ラジオでも活躍しているライター、武田砂鉄さんのエッセイ本。読み易く、わかりみだらけ。 コーラにはコースター、水にはコースター無しのモヤっとした感じ、有名人のいい匂いは香水の匂いだろう、他人の手に書いたメモが気になる、「焼きイ」…

食尽族

(mon) No.6686 意外に食通・掟ポルシェの食に関するエッセイ集。なんでこんなに不味い物を食べていたのか? という話から、美食の街・福岡ディス*1、よく行く店、*2、羊で出汁を取ったラーメンは気になる。 自分で作る料理の話など、知らなかった事も多い。…

八角文化会館 最終号

(thu) No.6549 ピンクの表紙の本を買った。 #八角文化会館 最終号、店の看板などたっぷり。昭和50年代男、ニッポン放送時代の #伊集院光 特集。 pic.twitter.com/W9mN0XMfqL— ロイ飯田 (@royiida4005) 2022年6月16日 飲んだ事あるぞ。何やってんだか。ウソの…

くすぶり中年の逆襲

(wed) No.6548 小生も大好きな漫才コンビ「錦鯉」の本「くすぶり中年の逆襲」。 売れるまでどうしていたのか、を漫才風に二人で対談する形で進めている。他人と自分を比べない、物事に期待しない、といった姿勢が結局は今につながったのか。

日本語の大疑問

(wed) No.6492 最近聞く「やばみ」「うれしみ」から、記号的なおじいちゃん言葉、日本語が語源となった外行語(例 mangaなど)など、良く考えるとなんなんだろうと思う言葉を解説してくれている。 日本語について色々考えさせられる、内容の濃い本。

ムムリン(1)

(mon) No.6490 久し振りに、紙の漫画の本を買った。昔の藤子漫画の作風を踏襲しているが、読むと笑えるというより、むーん、こんな奴居るよな、と考えさせられる話ばかり。原作がハライチの岩井で、腐り芸人的な視点が良い。早起き得 pic.twitter.com/dFUE7i…

私以外みんな不潔

(wed) No.6429 能町みね子著「私以外みんな不潔」。タイトルに惹かれて読んでみた。 自意識の高い幼稚園児なつきくん。む幼稚園の頃に思った事 よく昔の事を憶えているな 一人遊びや女の子と絵を描いているほうが好き。 細かい描写が素晴らしい。

この曲のベースを聴け

(mon) No.6427 思った通り、うん、これ出るよね、という曲いっぱい。

ワンダーJAPON 4

(sat) No.6425 ワンダーJAPON、4冊目。表紙の通り、福岡・佐賀の変な場所、モジダラケの建物特集。相変わらず濃くて良い。