ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

無駄にRickenbackerにかけた人生

(fri) No.5193
The BeatlesThe Whoが好きなこともあって、楽器始めた頃から欲しくて使ってみたかったRickenbacker。欲しくて買ったのに、どうにも使えなくて売ってしまった物もある。無駄にRickenbackerにかけた人生だ。いくら使ったのだろう。

  • 330/12 1989 midnight blue 現存


うちで一番古いRickenbacker。29年物。ソロアルバムを作った時も大部分のリズムギターをこれで弾いている。弦を(しかも12本!)貼りっぱなしなのにネックの調整を一度もしたことが無い。Paul Reed Smithの12弦に買い換えようかと思った時期もあったが、これは一生使うことになるだろう。

  • 350(/6) 1990 mapleglo ~2001


12弦だけでなく6弦も欲しくて購入。指板が塗ってあるのと、弦感覚が狭くてリードが弾きづらい。珍しいモデルで、物としては気に入っていたが、手ばなしてしまった。

  • 4003s/8 1998 Turqoise ~2001


8弦ベースが欲しくて購入。セミオーダー品で頼んだ時にF.PU(ピックアップ)は純正のハムバッカー&黒ピックガード(PG)、R.PUはセイモア・ダ ンカンにして音と見た目は最高なのだが、ネックがとにかく弱い。ネックは反るわ、弦高が下げられないわでTUNEに買い替え。

  • 4003s/5 1999 mapleglo ~2004


これもセミオーダー品。F.PU(ピックアップ)は純正のハムバッカー&黒ピックガード(PG)、R.PUはディマジオに交換。4弦のネック&ブリッジ幅に無理やり5本張ってあるので、指で弾きづらい。ネックは強く、そのへんのトラブルは無かった。手放したのを後悔している一台。

  • 4004cii/5 Transparent Green 2004 ~2013


指弾きが多くなってきたので、より弦ピッチの広い4004/5Ciiに買い替えた。常識的な5弦ベースのネック&ブリッジ幅にはなったが、PU幅が狭く、1弦5弦が広いにくい。PUをKent Armstrongに換えたが、ネックが弱く、丈夫なばすてくしか使わなくなったので手放す。

  • 4003sw/5 walnut wing mat natural 2018 現存


今月来たばかり。これはオーダーはせず、標準モデル。新型の謎PUと4004/5と同じブリッジで再登場。謎PUはバーマグネットなのか、レースセンサーのようなものなのかも謎。2016年以降のベースは、リアトーンノブにスイッチが入っていて、プルでヴィンテージトーン、プッシュでスタンダードトーンになる。これは良くできている。リア(センター)PUのでっかいエスカッションをやめたことで、指弾きもやりやすく、スラッピングも可能。最近音楽活動が少なく、まだ出番が無い。
というわけで今はギター、ベースと1本ずつ。これはもう手放さないと思う。