2009-01-28 パワー系181 本 墨谷渉著。久々に、小説*1を読んだ。ラジオのブックレビューでも相当な変人が出て来る、というふれこみなのでどんなんだよ、と思って読んでみた。男を気絶させたい女、女の身体を測りたがる男、まああきれるほどの変質者大集合、一気に読んだが読後感の悪いことこの上ない。人の愛を知らない生い立ちや、コンプレックス*2に根ざした心の闇というか、妙なこだわりに潰される人格というか。変なのが好きな人は最新作「潰玉」*3もどうぞ。 *1:殆どサブカル本しか読まないので *2:俺はどっちも無いよ〜 *3:芥川賞だか直木賞だかの候補になっていたはず