ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

SFO-PDX-EUG

朝5:30に起きて、頼んでおいたエアポート・キャブ(ダッジバン)に乗り込み、San Fransisco Airport(SFO)へ。大荷物がなんとか載った。空港ではちっちゃいモノレール的なのが動いている。ちょっと乗ってみたかった。


@nak夫妻の友人、A井さんが空港まで来てくれた。
Portland Airport(PDX)からはレンタカー移動。ケースに入れた自転車が入るように、Lincoln Navigatorというデカい(全長5m以上、V8、5400cc)4駆のワゴンを借りた。大雑把なレンジ・ローヴァー的? 4駆も豪華な内装も必要無いし、本当はダッヂ・ヴァン(エアポート・キャブみたいなの)がよかったのだが、レンタカーのラインナップには無いのだ。全員がBikeFridayなどの折り畳み車ならここまでのものは要らない。まして日本では北海道以外では必要のない車だ。インテリアの作りもなんか大雑把。でも馬力はあって人と荷物満載でも問題なく坂を登るし、エンジンブレーキもばっちりきくぞ。
USAのナンバープレートって州ごとに個性があって、オレゴンのは州の木、もみの木があしらわれている。


そのレンタカーでPortland散策、まずはLeatherman工場&直営ショップ見学。自分も愛用しているLeathermanのツールナイフ、高度な実用性と合体ロボ的なメカ感が男心をそそるのだが、最新のモデルはギーガーチックで、さらにメカな感じを増している。小型でオレンジのブライヤーナイフが$25で売っていたので、自転車の工具入れ用に迷わず購入。



次は郊外。Portland OR(Manie州のPortlandと区別する為によくORをつける)はけっこう都会だが、ヒストリック・ハイウェイを車でちょっと行くと雄大コロムビア川とスリー・シスターズの山脈が見渡せるのだ。こういうところでキャンプ、カヌー、MTBなどやってみたいものだ。

そして市内。なにしろ自転車が多い。カリフォーニアでも自転車は多かったが、向こうはスポーツ、アドベンチャーのツールって感じの使い方が多かったが、こちらでは普通に足として使われている。バスのフロントキャリアには3台まだ積めて、折り畳み車なら車内持ち込みも可能。空港-市内中心部-住宅街を結ぶニュータイプ路面電車のMAXには両端に自転車をつり下げるフック装備(片側2〜3台)。どちらも地べたから乗れるので、自転車にも車椅子の人にもありがたいのだ。


自転車の他、足を広げたり閉じたりして進む三輪車(何ていうの、コレ)も載っていた。


A井さんの案内でシーフードの店に。魚は全部白身魚。日本とは違う味付けで興味深い。

川沿いの公園を歩くと、いろいろな物が見える。鳥人間コンテスト的なイベントがあるらしく、妙な人力飛行機を見たり、ヴェロ・タクシー的な物を見たり、新旧いろいろな自転車を見たり、Burleyと思われるリカンベントも見た。




橋が多く、その中には可動橋があり、跳ね上げタイプと一部がエレベーター状にせり上がるタイプがある。
よさげなスイーツの店ではスシ・デザートなどを食した。


A井さんと別れ、レンタカーはI5(アイ・ファイヴ、インターステート5号線)を南下。インターステートがいわゆる高速道路で、料金所は無く基本的にタダ。ただ日本でいうサービスエリアは無く、たま〜にサービスエリアの簡略版のレストエリアがあるのみである。その代わりに次の出口を降りるとショッピングセンター、レストラン、モーテルがあるよ、という看板がある。料金所があるわけではないので、給油や食事は降りてすればいいのだ。
それにしてもUSAのトレーラーはすごい。こんなの走ってるし。どうやって曲がるんだ。

というわけでAlbanyでインターステートを降りて休憩した後、Eugeneへ。
まずはHoselへ。SFとは違い、いわゆる木造の家だ。部屋はまあまあ広く、俺&こば部屋とKimrin&えろぢ部屋共用の風呂トイレがある。



おルスさんが宿に来てくれて、皆で歩いてメキシコ料理の店へ。この手の店には珍しく店のサービスもよく、食事もうまかった。一皿半食べ残したのは包んでもらって翌日の朝食にした。