昨日の廃虚&変な建物ポタは面白く、メインの建物以外にも見どころいっぱいだった。チェーンの交錯するモダンアート、Q5*1も衝撃的だったが、俺的注目はその後和田サイクルで見た、Bridgestone Transit Superlightの和田サイクルカスタム。Transit Superlightは網棚自転車の候補には上がっていたのだが、自分の身長に対応していないという理由で*2一旦候補から外れていたのだが、この和田サイカスタムは、そういった欠点が見事に払拭されているのだ。
以前からこのブログでも電車の網棚に載せたり、自転車の持ち込みに否定的な高速バスに「荷物です」といって載せられるような「網棚自転車」*3が欲しい、とさんざん書いてきた。今年の夏くらいには、Frogを買おうかな、と思っていた矢先のことで、ある意味見てはいけないものを見てしまった。
カスタムポイント
など、ノーマルのいまいちな部分が直されている。重量は約8kg*6。本体とコンプリート改造で14万円。
試乗してみた。走りは軽く、車体もしっかりしている。ただシートポストが短く、自分のサイズに合わないのが気になった事を和田さんに告げると、和田さんは日東に特注したという長いシートポスト*7と、余っているStridaのサドルを出してつけてくれて、再び試乗してみる。ハンドルの高さは変えられないが、サドルとベダルの間隔はばっちりだ*8。超小径車(=短い自転車)特有の、力を入れて漕ぐと前が上がる感じはあるものの*9、車体が軽いのでグングン前に出る。お手軽散歩自転車としては完璧だろう。このシートポストでプラス1万円。
ここまでコンブリートで自分仕様になっていたら、これは買うしかないなあ。問題は自分の問題だけだ。自転車に対する金銭感覚がマヒしてきているし、価格に見合った仕様とはいえ、15万は大金だ。どこから15万を捻出するか、それだけが問題だ。
*1:id:telavivさん製作の小径車。実際見てみないと何がすごいのかはわからないだろう
*2:他にも変速がない、ブレーキがきかないなど気になることはあるが、散歩自転車として割り切ればたいした問題ではない
*3:スピードを出す自転車や、荷物を満載する自転車は持っているので、最小限の装備で割り切って使える散歩自転車
*4:但しCapreoは9速だが、チェーンリングとRDがあまりにも近いため、いちばん軽いギヤには入らず、8速となる。まあこの手の自転車で8速も使えることが逆に凄いのです
*5:Traincleの対策品として知られている
*6:ノーマルは7.2kg
*7:ノーマルより径がワンサイズ細いので、シムをかませて装着する。折り畳んだとき、ちょっとだけシートポストが出るが、たいした違いはない
*8:身長18?cmのうっきーさんのサイズにはならなかったが、身長178cmの自分サイズにはなる
*9:これはQ5などでもそう。別にこれで峠越えするわけじゃないので、たいした問題ではない