ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

第3回ロデオミーティング(再掲 2003.2.23)

(wed) No.7024
書く事も無いので、はてなダイアリー以前の自転車イベントを再掲します。
小十郎さんの呼びかけで、第3回ロデオミーティングが小平霊園で行われました。
ロデオ(Panasonic Rodeo)は、わざわざ乗りにくくつくってある自転車です。

俺は今回初参加、ロデオは当然持っていませんし、これまでも乗ったことはありません。自分はロデオに乗れるのか?と気になってはいました。
今日見たものその1。ボートを漕ぐような感じで乗る、rowingbike。クランクもチェーンもなく、車体先端からリアハブまで繋がっているワイヤーで駆動し、無段階変速ができるといしろもの。

よく、こんなの考えたものだ、と感心するメカニズムです。
両足を揃えて乗っているのがわかります?
今日見たものその2。ZOX26。前後輪とも26インチのスピード・ツアラーだ。おきさんがrowingbikeに乗っている間に奪い取って乗ってみましたが、スピードがぐんぐん上がっていく感じがあって、なかなかいい感じです。
実物を見るまで、幅広のハンドルが空気抵抗が悪そうな感じがしたのですが、こうしてみるとよくまとまっていて、しかもコントロールしやすいです。俺も一発で乗れました。

これは、丸一日乗ってみたりするともっと良さがでてきそうですね。
これが、Panasonic Rodeo。ぱっと見普通のミニサイクルですが、横から見るとフロントフォークの角度が極端に寝ていて、ハンドルが「く」の字になっています。

これが特徴で、簡単には乗れません。俺も最初、1mも進みませんでした。
Rodeoは3種類あり、難易度が低い順(ヘッド角が立っている順)に、黄色、赤、黒となってます。いちばん簡単な黄色に乗りたかった。
今日見たものその3。BikeEにRodeoを積んできました。自転車に自転車を積んでくるとは驚き!

定休日さんは、いちばん乗るのが難しい黒ロデオで、荒川サイクリングを走りきったという伝説があります。
昼食の後、いよいよ競技に入ります。最初はスラローム。こんなの、BikeEでやればどうってことはないのですが、Rodeoでやると難しいのです。

次はパイロンに何回ひもを巻き付けられるか、という競技。最初俺、一回転もできませんでした。

最後は遅乗り。8m×1mの中を、ノーブレーキでなるべく時間をかけて通過する。

俺はおきさんとサドン・デス・マッチの末、非オーナークラスで2位という成績をいただきまして、商品に皿回しセットをいただきました。
皆さん、お疲れさまでした。楽しかったです。

しかし、ロデオがこんなに楽しいものだとは思いませんでした。乗りはじめた最初は、1mも進みませんでしたが、終わる頃には黒ロデオもなんとか乗れるようになりました。
ゆっくり走っていても、けっこういい運動になるのです。しかも狭い場所で楽しめるし。これを作ったPanasonicの人は偉い!!
できなかったことができるようになることの楽しさ、なんというか子供の頃に自転車を練習して乗れるようになったことを思い出させます。
でも、どうせならもっとうまく乗れるようになりたい。自分のものにすれば、もっと乗れるようになるんだろうけど。また悪い病気が出てきそうです。
Panasonic Rodeoは残念ながら(?)生産中止になっていますが、在庫がまだあるらしいのです。
「黄色ならまだ手に入る」「通販で買えるサイトがある」「クランクセット1本分の価格」など、悪魔の誘いが... すでにFlevo-racerで悪魔の誘いに乗ってしまった俺なので、ちょっと買えないなあ。