作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティーのジェーン・スーさんの新刊コラム集。略して貴様女子。
色々なコラムが載っているが、タイトル通りの、どの年齢まで「女子」でいいのか、を考えることが中心。色々な仕事の人と合コンしてみたり、飲めない酒を飲む実験をしてみたり、ピンクと付き合うことを考えたり、体験を基に、色々な角度から考えている。心の中に小さな女の子が居るのは無視せず、いつまでも女子でいてもいい。ただTPOをわきまえると良いという結論。年齢やキャラに合った女子性を出しましょうよ、ってことだよな。そのコントロールが悪いとオエッとなるもんな。美魔女とか。
前作の続きのような、独女の老いや老後についても言及している。しかも、ウチにもスーさんと同世代で、しかも女子力は低いが女子的なものが全く無いわけでは無い女が居るので。
例えがいちいち見事で、こうあるべき、こうしろ、みたいな表現*1が無いので、おじさんにも読み易い。
気になるワード。「自分の中の少女」「女の女装」「海賊の宴会」「黒人が自分達を呼ぶスラングとBBAは同義語」(自分達が言うのはいいが、そうでない人が呼んではいけない)「桃おじ=ウェブマーケティング」「秀和探し」(嫁の友人もやってる)「亡くなった母=宗教」「アラサー=未中年」
↓にも関連記事がありますよ。
http://woman.mynavi.jp/article/140903-24/
