先日、ビル・クレメンツという方の存在を知った。元々は両手でベースを弾いていたようだが、途中で右手を事故で欠損して、左手のハンマリングだけで見事にベースを弾いて(というか押さえて)しまう。すごいとしか言い様が無い。チャップマン・スティックのような、ハンマリングというかタッピングで演奏する楽器もあるが、この人が使っているのはごく普通のベース。驚くね。
http://billclementsjpn.web.fc2.com
途中で片手(左手)を欠損したミュージシャンといえば、デフ・レパード*1のドラマー、リック・アレンが有名だ。サンプリングやエレクトロニック・ドラムが完成されかかった時代もあって、左手の分を左足に置き換えられるようなセット(キット)を造り、右手と両足で見事にドラムをプレイするのだ。素晴らしい。
*1:デブ・バレードにあらず