ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

なぜ国鉄と言い続けるのか

地理にも興味があるし、出かけるのは好きなので、鉄道に乗るのは好きだ。自分で運転しなくて済むし。しかし鉄っチャンにはなりたくない。JRという会社っぽい組織がどうも好きになれないから。自分がなぜ国鉄と言い続けるのか、それには理由がある*1。あの会社っぽい組織、私鉄に比べて、根本的なサービス向上が見られないからだ。「鉄道が通っているだけでもありがたいと思え」とでもいうのか!と感じるところが多々ある。

  1. なぜ各駅停車⇔快速、特急の乗り換えに、階段を昇り降りしなければならないのか-自分から近い例だと常磐線我孫子、松戸、さらに北千住や西日暮里に至っては乗客に対する嫌がらせか、というくらいに乗り換えがしづらい。なぜ隣合ったホームに同じ方向の列車をつけないのか。車椅子の人、杖を着いている人が、遠くにあるエレヴェーターまで行って、登って降りてしている間に、接続の列車は知らん顔で行き過ぎてしまう。なんですかねコレ。金払ってる客に対してその仕打ちですか。私鉄なら隣に同方向の列車が着いて*2、すぐ乗り換えられるのに。
  2. なぜリレーする列車に乗り換えるのに、階段を昇り降りしなければならないのか-東北本線東海道線など、長距離にわたる路線でも、列車の運行はぶつ切りだ。以前はもっと長距離の列車があったと思うんだが。例えば電車の運行は東北本線なら上野からは宇都宮止まり、宇都宮で階段昇り降りして黒磯まで、とまあ面倒だし、なにしろ人に優しくない。ディーゼル車のように燃料を補給するわけではないし、(東海道線なら)JR東日本と東海の境目だから、なんて事情はこちらは知らんがな。お前らだけの都合やろ。
  3. 物心ついた時から腹が立っているのが、常磐線の松戸⇔日暮里の扱いだ。これは乗ったことが無い方に説明しづらいが、なにしろへんてこりんなのだ。例えば金町から秋葉原に行くのに、北千住と日暮里か上野で2回乗り換える方法と、西日暮里で1回乗り換える方法がある。これが選べるのもありがた迷惑だし、どう考えても西日暮里で1回のほうが早く着くのだが、違う切符を買わなければいけないし、西日暮里にはがっちり改札があって違う切符で通ろうとすると乗車変更券を買わなければならず、大変不便だ。最近はSuicaがあるので昔ほど不便ではなくなったが、青春18切符(どうも恥ずかしい名前だが)や長距離切符の時は今まで通り面倒だ。

なぜこんなご都合主義による不便を、金払って乗ってくれてる客に強要するのか。どんだけ偉いんだ。昔の陸蒸気の体質が抜けていないんだろう。

*1:E電と言ってるのは単に面白

*2:国鉄だとお茶の水とか新宿くらいしかない