ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

いい車とは

いい車とは、シンプルでプリミティブであるべき、と俺は思う。無駄な物がついておらず、物として、心おきなく使える物。これは自転車でも同じだ。
大昔、1980年物の三菱デリカに乗っていたが、ビニールレザーのベンチシート、4速コラムシフト、極めつけは足許のベンチレーター。レバーを引くとボディ全面のフタが開くだけのシンプルなもの。冷房はなく、ラジオはAMのみ。パナール・24 C、シトローエン2CVフォルクスワーゲン(旧ビートル)、イセッタあたりもいい車だ。安い軽の1Boxでもいいだろう。サンバーならなお良し。ちなみにお袋が考えるいい車とは、安くても汚れていない車。軽の一番安い奴に乗ってるが、これで十分だ。そこへいくと、スーパーセブンやモーガンのスリーホイラー(ハーレーやモトグッチのエンジンを載せたレプリカも含む)などはものすごくいい車ではあるのだが、楽器も自転車も載らない車などいらない。
仕事でセルシオに乗ると、無駄な物しかついてないツマンネー車、と思う。さらにこの手の車にゴテゴテといらん物*1をつけている奴など不粋きわまりない。金のかけ方が間違っている。

*1:金のバッジ、光るナンバープレート、ナンバープレートを見えづらくするスモークの板、派手なホイール、バカじゃねえの...