拾ったベースをリストア(1)
先週の合宿の朝、エレキベースが粗大ゴミに出されているのを見た。電車の時間もあるので、急いで家に置いて出かける。合宿から帰ってから、使えるかどうかチェックしてみた。
とにかく汚い。ホコリが堆積している。雑巾にポリッシュをつけて磨く。粗大ゴミシールは面白いからつけっぱなしにしようとも思ったが、個人情報もあるので剥がす。
1980年代に作られた、Aria Pro2のエントリーモデル、CSBシリーズというのはわかるが、2PUでサンバーストのちょっと上位モデル。どういうモデルか調べると、CSB Deluxeのようだ。Deluxeじゃないほうがよかったな。
小生は1PUで単色のほうが潔くて好きだ。ガールポップバンドの女の子や、パンクバンドの若い男が持ったら似合うだろうに。
気になるネックの状態だが、トラスロッドは回しているが、まだ余裕があり、ネックの状態は悪くない。
ペグの回りが悪い。グリスを入れ替えたいが、構造的に無理。交換するほどでもないのでそのまま使う。
アウトプットジャックのナットが無くてケーブルが差せなかったが、手持ちの物で対応。
トーンノブにガリがあるが、PU、サーキットはほぼ問題無し。
PUのマグネットの配置を見るのに「せんせい」を使う。上位機種のSBと互換性のあるタイプだが、ハムバッカーではなく、スプリットタイプのシングルコイル。ちょっとだけガッカリ。
小さいベースだと思ったけど、意外と長い。ギターのケースには入らないし、
CSBは32インチスケールだが、880mm(34 3/4インチ)スケールのばすてくと長さが変わらないではないか。
30インチのDan Electroと比べても長い。CSBはそんなに軽くない。