図書館に予約して借りた。200ページほどの薄い本で、すぐ読めると思ったが、自分の辛かった体験と被ったり、貫多のダメさにホトホト愛想が尽きたり、iPhone 5が来たりして、一度読むのを中断した。が、図書館の返却期限が迫ってきたのでまた読み出す。「苦役列車」は特に落ちもなく終わり、最近の貫多の話「落ちぶれて袖の涙のふりかかる」が始まる。「苦役列車」の頃よりは多少マシになったとはいえ、編集との約束を守らなかったり、相変わらずのダメっぷり。
文体をマネしたくなった。
石原慎太郎の後書きは要らない。