(sun) No.6601
今更ですが、エルヴィス・プレスリーの映画「エルヴィス」観てきました。私独り、丸の内ピカデリーにて。
- エルヴィス役の俳優(オースティン・バトラー)が出てきた時、あんまり似てないなあ、と思ったが、見ているうちにエルヴィスに見えてきた
- どうしてあの音楽性と動きになったのか、映像と音楽で説明されている
- サン・レコード時代のエルヴィス、やっぱり最高にカッコイイ
- エルヴィスに目をつけたトム・パーカー(マネージャー、偽名、トム・ハンクス)、目の付け所は良かったが、何しろ強欲過ぎた。ロック好きの敵。
- リトル・リチャードもB.B.キングも最高にカッコイイ
- 楽器の再現がすごい。ビル・ブラックの白い縁取りのウッドベース、スコティ・ムーアのES-295、ジェイムス・バートンのペイズリーのテレキャスとか、70年代前期に流行っていたシングルヘッドのメロタムのドラムキットなど
- 車などの乗り物も、キャディラックをはじめ、メッサーシュミットなども出て来る。ヨーロッパのスーパーカーに興味無いのはやはり黒人志向なのか
- 人種隔離に強く反対していたのに、キング牧師(マーティン・ルーサー・キング)の死(アリーサ・フランクリンの映画「リスペクト」ともリンクする
リスペクト - ロイ飯田の怠惰な考察
)に声明を出さなかったのは、パーカーに止められていたから
- 後期の豪華歌謡ショーもめちゃくちゃ良い リハーサルで音楽監督をやっているところなんてシビレるね
- なんで42歳で死んじゃったのよ。わずか23年の音楽生活。エルヴィスを殺したのは、パーカーと薬物(と言ってもコカインとか合成麻薬しかでは無いようだ)を勧めた取り巻き(メンフィス・マフィア)の所為じゃないの
- 本編やエンディングで、エルヴィスの曲をハウス風やラップ風にアレンジしている曲があるけど、ああいうのいらない
過剰な演出もあるけど、ポップカルチャーの教養として観ても良い映画。
映画「エルヴィス」観てきました。 pic.twitter.com/QwKKHj9U2H
— ロイ飯田 (@royiida4005) 2022年8月7日