ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

土偶を読む

(tue) No.6232
土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎
土偶の珍奇な造形について昔はこういう人が居た、宇宙人ではないか、と100年程考えられて来たが、
それについて著者の竹倉先生は、ある意味最終結論とも言える答えを出した。
食糧を精霊に見立てた物。食糧が採れるように、精霊の依代であると。ハート形土偶はオニグルミの割った物。特産品に顔と手足を付けた、ゆるキャラと似た発想だと言う。現代のカワイイにも通ずる、と。これは説得力が有り、面白い。
では遮光器土偶は何がモチーフになっているのか? 答えは有った。
縄文人の生活も見えて来る、読むべき本。