(sat) No.6131
大竹まことさんがシティー・ボーイズ以前に、北海道の港町のキャバレーで「師匠」とコントをやっていた、と言う話を聴いて、それを元に桜木紫乃さんが書いた話。
北海道の漁師町のキャバレーで働く、照明係の俺=ボン、マジシャンの師匠、ブルーボーイのシャンソン歌手、ストリッパーの、キャバレー寮という名のボロアパートでの短期間の共同生活。
- 爆笑モノの死んだ親父の納骨の件
- ちょっとしたやり取りに鉤括弧が無い独特の文体
- コントの様な可笑しみと、孤独な哀しみ
- カーニバル真子
そして四人の共同生活も終わる。
ドラマや映画にしたくなる話。キャスティングはどうしようか、なんて考えてしまう。