(mon) No.5873
大林宣彦監督の遺作*1「海辺の映画館-キネマの玉手箱」を日比谷・TOHOシネマズシャンテにて。上映している映画館が少ない。
瀬戸内海を臨む古い映画館をハブに、少女、妖怪&不思議現象、タイムスリップなど、大林映画の集大成。豪華な出演者*2、それに反して合成感バレバレの安っちい背景*3、説明が多い、など突っ込みどころ満載。でも戦争やる奴はばかだし、バカがリーダーだから戦争が終らない*4、映画は楽しいし、色々な映画を観て知識をつけろ、など大事なメッセージはちゃんと伝わる。良い物を観た。中高年客が多かったが、もっと若い人にも観て欲しい。ちょいエロな部分もあるけど、ボカシも入っているし。
パンフレットで答え合わせ。映画館に貼ってある実在の映画をおちょくったポスターがじっくり見られて良い。
予告編でやっていた、この(おそらくクソ)映画は見ない。レニー・○ラヴィッツとオ○シスを神格化する奴は底が浅い。
長い映画の後、遅めの昼食は向かいのかごしま有楽館で。
やはり豚推し。