ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

この道

​(sun) No.5322
TBSラジオでやたら推していて、気になったので観に行った。音楽映画だし。109シネマズ二子玉川にて。朝一の上映もあって、入りはまばら。

明治~大正~戦前に活動した詩人、北原白秋。才能は認められているものの、近所のエロい人妻「ソフィー」*1に手を出し、なんだかんだでその人妻と結婚するが逃げられ、落ちこむと酒でベロンベロンというダメっぷり。こういう人、最近見たな。エリック・クラプトンだ。エリック・クラプトン北原白秋だったのか。
作曲家・山田耕作*2に、詩に曲を付けたい、と持ちかけられ、自分の作品はこれで完成なのだ、と断るが、関東大震災、ラジオ放送開始を機に音楽は良いな、と考えを変え作詞に力を入れる。しかしすぐそこに迫る戦争の影... 北原白秋山田耕筰与謝野晶子も、軍歌など戦意高揚の作品を作る方向になってしまう...
なぜこの映画を作ろうと思ったのが謎ですが*3、中々良かったですよ。白秋の作品でも北関東の人か、童謡・唱歌に詳しい人しか知らない「かんびょうの歌」*4もちょっと出てきます。大森南朋EXILE AKIRA北原白秋山田耕作に見えてきます。
​終わって、三軒茶屋で髪の毛を切っていたかみさんと合流、バインミーとガンボ。

一旦帰宅して、銭湯〜ピアパブイシイへ。レアな鬼伝説・カシスIPAはグラスの半分で終わったので味見だけして、ベアード・スルガベイ・インペリアルIPA、ソングバード・ベルジャンブロンド、志賀高原・アフリカペールエール。帰ってアーチャンのソーセージ祭り。

*1:この女優さん、松本若菜さんがなにしろエロい

*2:後に耕筰に改名

*3:「赤い鳥」から100年、ということらしいです

*4:作曲は山田耕筰ではなく福井文彦