ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

映画「沈黙-サイレンス-」

109シネマズ木場にて。巨匠マーティン・スコセッシ作品。我々洋楽好きでマーティン・スコセッシといえば、ザ・バンド「ラスト・ワルツ」、ボブ・ディラン「ノー・ディレクション・ホーム」、ジョージ・ハリスンリヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」など、大物ロックバンドのドキュメンタリーフィルムだが、この映画は音楽(特に楽器の演奏)が殆どありません。アカペラの賛美歌とお経。波や風の音がバック。
最初から酷い拷問シーンを見せられ、気持ちが沈む。日本独特の武士道とかけ離れていたもんで、キリスト教は危険思想だって迫害されるんだけど、侍でない人にとっては先進的で魅力的に見えたんだろうな、というのは解る。
最後まで壮快な気持ちに一切ならないが、実際あったであろう歴史を勉強はできるか。