ツービートの下積み時代を書いた、ビートたけし著「浅草キッド」。同じ時代を、ビートきよしの視点から見た話。「浅草キッド」や、ツービートが出て来た頃のことが書いてある「赤めだか」など読んでから読むのをお薦めします。
当時どういったネタをやっているのか、それがテレビなどに向けてどう変わっていったか、キャバレーや歌謡ショーの時はどういったネタをやっていたのかが詳しく書いてあるのだが、二人とも、ネタをよく覚えていることに感心する。ツービート以前、以後では漫才の仕方、メディアでの見せ方が大きく変わったのだ。良くも悪くも。