ビートきよし著の「もうひとつの浅草キッド」を読む前に予習。言わずと知れた、ビートたけしがお笑いの世界に入った頃の話。浅草・フランス座のコントの師匠、深見千三郎とのエピソード、例えば左手の4指を切断した手で器用にギターを弾いたり、タップをはじめとする舞踊がうまかった話、お笑いに対する一種の哲学がたけしに受け継がれている話、ストリッパー達とのエピソード、浅草を闊歩している怪しい連中。
そして後半に出てくる二郎。これが後のビートきよし。ちんこのついたストリッパーに惚れて好い仲になったり、もう大変。
最後に深見の師匠作のコントの台本が載っている。深見千三郎一座のコントはメディアで残っていないので、せめて台本だけでも後世に残そう、ということなのだろう。