青春18きっぷが余っていたので、以前訪ねたところが震災後どうなっているのかが気になっていたので、常磐線に乗り、いわきへ。車窓から震災の痕跡はあまり見えなかったが、泉駅の北側に大規模の仮設住宅があった。
いわき駅でちょっとだけ下車。ホームに蒸汽機関車時代は必須だったであろう、鏡のついた水道がある。
いわきの街中は何度も行っているのでちょっと見ただけで久ノ浜(ひさのはま)駅止まりの電車に乗る。ご存知の方も多いだろうが、常磐線の広野以北はまだ繋がっていない。しかも半分くらいの電車が中途半端に久ノ浜止まり。仕方がないので久ノ浜駅で下車、特別見る物も無い駅前を見る。
同じ電車に乗り、泉で下車。やっとここでTikitを組み立て、小名浜港へ。何年か前に行ったららミュウ(海産物売り場など)と食堂はどうなっているのかが気になっていたのでのぞいて見る。このあたりの売り物である、深海魚系が少ないが、売るものはあって、まあいろいろなものが売っている。冷凍のメヒカリ(1kg)を買いたかったが、これからの行程を考え諦める。市場食堂は道を挟んだところに移転して営業しいてたが、これ食べたい!といったメニューが見つからずららミュウに戻って、何処にでもあるようなマグロ丼を食べる。おいしかったけど。
小名浜港付近を見て回ったが、民家より(古い)会社の事業所などの被害が目立つ。そして歩道がガッタガタ。
国道6号線を南下して勿来経由で茨城県に入り、平潟港から五浦を見て回る。湾なので漁港の施設や民家などは残っているが、所々歯抜けみたいに倒壊した家がある。民宿は営業しているところもあり、修繕しているところもあり。
六角堂は流されてしまったので、新しい物を作ろうとしていた。
大津港から電車に乗り、日立駅へ。何年か前、廃止直前に訪ねた日立電鉄の廃線跡を見るためだ。終点の鮎川駅跡は住宅が建ち、バス停や常磐線の踏切の名前から、ここに駅があったことがわかるだけになってしまった。
ここから南下して、常陸太田方面に右折するまで廃線跡を見て歩く。
大甕(おおみか)付近で雨が降ってきたので終了、常磐線(の普通列車)で帰る。