ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

フジロックへ

椅子、カッパ、マット、長袖シャツなどでパンパンのザックと明日使うTikitを持ち、新幹線で越後湯沢駅に移動。高崎までは晴れているが、行く先は曇り空。

昨日から来ている同行者Aと合流、ホテルにTikitと泊まり荷物を置き、一時間近く並んでシャトルバスへ。山を登って苗場の会場に到着。会場のでかさにびっくり。テント村もあって、Cycle Oregonを思い出す。

ライブが始まる前に会場入りできたので、昼食とビールを物色がてら、同行者Aとエリア全部を一通り見て回る。今回大活躍のアイテムは、フタのついたサーモタンブラー*1。今回、エール何種類か、パレスチナのビール、種蒔き作戦とマイクロブルワリー*2のコラボ*3ハイネケンなど、ビールを10杯以上は飲んだが、すべての店でこれについでもらった。これがあれば紙orプラカップを使わずに済む*4。あとはいつも持っている振り出し式の箸。オートバイ用のカッパ。ゴアテックスのキャップ。フードだと視界が狭まるので、防水のハットやキャップがあると良い。特に眼鏡派は眼鏡が曇ったり濡れたりしにくいし。スボーツ用の眼鏡ならモアベターよ。

ほっつき歩いているうちにそれぞれのステージで演奏が始まる。同行者B,Cとも合流。

  • Marines Big Band ジヤズ&ラテンのビッグバンド。こういうのいいですね。同行者A「見た目は街の花屋とか、魚屋のおじさん達だけど音は素晴らしい」

  • 大道芸やってます

  • パーカッションのフリーセッション 殆どが通りがかった観客だが、みんなうまい 2度目通った時はパーカッション教室をやっていた。自分も参加


  • John Butler Trio 今回最大の俺的ヒット。曲はラジオなどで聞いていて、いいなとは思ってはいたが、どうやって演奏しているのかは知らなかった。11弦(?)ギター、バンジョー、ワイゼンボーンなどを駆使し、効果的にイフェクターを使い*5、見事だった。そういったテクニカルな面白さと、曲や歌の良さもあり、好きになってしまった。CD買おうっと。
  • Kula Shaker うろついていたら、最後の3曲しか聞けなかった。知ってる曲ばかりだな、と思ったら、活動していなかったのね。
  • Jamie Cullum ジャジーで、ポップで、パワーもあり、地味に良い。
  • トイレはたくさんあるが、それ以上に人が多いので結局並ぶ
  • The Legend of Rock、John Fogerty大師匠。最高でした。生きてて良かった。この場を与えてくれた皆様に感謝!これは次の記事で。

  • Fishbone ザ・白人からザ・黒人へのギャップにしびれるなあ。雨から逃げて来た人もあり、客席は凄い人密度で大盛り上がり。相変わらずの雑多な音楽性、素晴らしいパフォーマンス。客席の息苦しさと湿気に堪えられず、5曲くらいで隣のフードコーナーに避難して、音だけ聞いてましたわ。
  • Roxy Music これまた大御所登場。やっている音楽はアーバンでクールでカッコイイのだが、盛り上がりに欠け、(あくまで自分の)心にくるものが無かったなあ。同行者Bは大喜びでしたが。
  • Flogging Molly 隣のワールド・フードコーナーでエールやワインを飲んだり、パエリアや岩海苔ラーメンを食しなが音だけ聞いてましたが、Pouges風のアイリッシュ・パンクがいい感じ。

その途中で起こされて、シャトルバスに乗って、宿に帰って落ち着いたらもう2時。寝る前にたいへん良いものを見て、お元気になったが、明日のために頑張って寝る。
最高に楽しかったったし、行ってよかったけど、なにしろ雨、土、泥との戦いだった。次行くならゴム長靴必須だな。
まさにバラダイス。なにしろゲスい奴*6に会わないのがパラダイス。帰る時にダフ屋が居たくらい。

*1:ホームセンターで298円!

*2:埼玉県小川町駅前にある、私の大好きなビール工房

*3:店で出している物とは違う

*4:つぶさないよう、こぼさないように気を使わなくていいし、飲み終わったカップを捨てにいかなくていいし、勿論省資源にもちょっとだけ貢献

*5:アコものに強いイフェクトをつかうとあまりうまくいかないものだが

*6:ヤンキー、草野球バカ、パチンカス、買い物中国人…