ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

鍋焼きうどんが何故甘い

早く起きて旅行記を書いていたら、朝6時、中島汽船のインスト曲(「白い香りの島へ」)が島内放送で流れる。歌詞はおぼろげだが、メロディーは完全に脳に染み付いた。
昨日に続いて、天気は良すぎるくらい良い。ちなみに中島はPHSは圏外である。そんなことはたいした問題でははい。
あと、次の旅行には洗濯ネットを持って行くことにしよう。
お世話になったTomoさん一家と別れ、小十郎さん、Kazさん+&Tikit&Bromptonで大浦港の中島汽船乗り場へ。例の曲(「白い香りの島へ」)が売ってたんだけど、残念ながらカセットのみ。CDかダウンロードだったら買ったんだけど。
自転車用乗船券(250円)もあるが、荷物として持ち込めばOKってことで乗船券(870円)だけ買う。今回は売店のあるちょっと大きな船。遠くなっていく中島がいとおしい。

瀬戸内のこういった島を自転車乗って、船乗って、違う島に降りて、なんてイベントもいいね、なんて話もしたり。
途中、青い帆のと白い帆(中島など他では、黒い帆、横縞のもあった)の漁船が集まっている様は、さながら源平合戦のようにも見えた。
松山、高浜港へ到着。フェリーを降りたらすぐ伊予鉄高浜駅。かなり味のある駅。電車は払い下げらしく、どこかで見たことある気がするが思い出せない*1伊予鉄道は駅員さん、車掌さんの業務姿勢は素晴らしいが、自転車持ち込み料270円とるのしいただけない。

松山城、旧愛媛県庁などを見たり

ネットで人気の大福の店は並ぼうと思ったらもう売り切れ

じゃこ天 無添加のをその場で食べられる 「すまき」があるのもこの地方ならでは

ロープウエイとスキー場にあるようなリフトが並行している。行き先は松山城

大街道→銀天街に入り、青汁を飲んで、甘い鍋焼きうどんといなりずししかない「ことり」に入る。今回の旅でも、もっとも行きたかった店。メニューは鍋焼きうどんといなりずしのみ。極端に甘いというわけではなく、甘めの関西風のだし味という感じ。空いてると思って入ったら、あっという間に満員になった。

坊ちゃん列車を見た。客席の椅子は木で、機関車はターンテーブルが無くても方向転換できるような秘密があるらしく、客車を見ている間に見事に逆転していた。

松山市駅で小十郎さんとお別れ。新居浜行きのバスにTikitごと乗り込み、Tikitを膝に置いていた。

我々はJR松山から大洲行き、大洲乗り換えで宇和島行きの普通列車。どちらも天下の予讃本線なのにこれなの、ってな一両っきりの小さいディーゼルカー。スピードは90km/hくらい出ているが、いかんせん単線なので対向列車待ち、特急抜かされなどで待ちが多く、松山から宇和町までかなりの時間がかかった。

宇和町では、タンデム自転車で世界旅行をした、宇都宮夫妻訪ねる。しまなみの話、シクロツーリズム*2など、いろいろな話が聞けて楽しかった。

自転車で八幡浜へ。下りばかりで楽チン。

当初の計画では行く予定ではなかったので、いきあたりばったりで宿とチャンポン店を探す。後で知ったが、八幡浜にはホテルのレストランなどを含めてだが、チャンポンの店が20件以上あるそうだ。チャンポン店が先に二店見つかったので「丸山チャンポン」に入る。特製チャンポン650円也。麺は長崎チャンポンに似た黄色い太麺、炒めたいろいろな具が少しずつ入っているが、スープはしょうゆという物。八幡浜チャンポンにはこれといった定型が無く、店によってバラバラなんだそうだ。全部食べてみたいものである。

丸山チャンポンで教えてもらった宿に入り、おでん屋を目指すが満員で入れず、歩いて他を探すが「眠る街」八幡浜にはめぼしい店が無い。飲み屋が少なく、あってもスナックばかり。それでもよさげな居酒屋を見つけて入る。さんま刺とホータレ天がうまかった。

走行距離 30kmくらい

*1:追記:京王線で使っていた車両らしい

*2:しまなみ、愛媛に行く方、是非「シクロツーリズムしまなみ」をご覧になってください