「今日も新幹線乗ったけど、ずーっと富士山見てたな...昔は富士山を一瞬見て、きれいだなと思って終わりだった」「雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!!」から、ホトちゃんの発言である。同世代の自分も、これすごくわかる。
子供の頃、表に椅子を出して外をずっと見ているお年寄りを、なぜあんなことをしているのか、何が面白いのか不思議だったが、今はその気持ちがわからなくもない。実際にリアルお年寄りに聞いたこともある。「歩いている人を見て、この人はどこへ行く、どういう人だとか考えていると、あっという間に時間が過ぎる」と。
自分も昨日、長い時間電車に乗っていたが、以前ほどヒマでも苦痛でもなくなったな、と実感していたところだった。昔、新幹線やジェット飛行機が無く、大阪に行くにも丸一日かかった*1頃の移動を経験していたお年寄りなどは、今の新幹線やジェット飛行機での国内の移動なんてあっという間に思うのだろう。「歳をとると、時間が短く感じる理論」*2とも相まって。
(画像)いよいよこういうところのお世話になるしかないのか
*1:このへんの話は、4/25の安住紳一郎の日曜天国のポッドキャストでも言及しているので聞いてみてはいかがでしょう
*2:一歳の子供にとっては一年が一生だが、80歳の方は80年が一生なので、一年が短く感じるというわけ。20歳の頃の自分の時間の感覚から比べると、アラフォーの今は、半分の体感時間になっているということか。