ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

ナパ・バレー・ワイナリー

今日はまた自転車抜きで、一般のバスツアーに参加。昨日と同じフェリービル(埠頭)へ、今日はフィッシャーマンズ・ワーフ行きのメトロF線(旧型の路面電車)で。中の仕組みが面白く、運転は手はステッチだけ、加速は自動車のようにペダルを踏む形。「降りますボタン」は窓枠のひもを引くと天井と運転席の「stop request」が点灯する。



30人乗り、9mくらいのボンネットバスに乗り替え、チャイナタウンの「Love Toy」や「Swedish Eross」などの看板*1に心惹かれながら、昨日自転車で渡った金門橋をバスで渡る。車だとあっという間。えろぢ師匠は、しゃべりの達者なガイドを「デーブスペクター」、黒人のおネエちゃんのドライバーを「金魚」と呼んでいた。

ナパまでは距離があり、でこぼこ道を揺られながら道端の風景を楽しむ。超巨大ホームセンターやアウトレットパークもあり、これにも心惹かれた。まあ、こんなところに住んだら一ヶ月で飽きると思うけど。SFなら金と英語力があったら一年くらいいてもいいや。ナイスなプロポーションのいい女いっぱいいるし。
ナパに近づくにつれて、ぶどう畑が増えてきて、そこここに巨大農場兼ワイナリーが見えてくる。
最初のV.Sattui Wineryで試飲。こばさんが$10のプレミアムコース、自分が$5のレギュラーコースを頼み、計12種類のワインを試飲。Pinot Noirと、Zin Fanclという赤ワインがおしいかった。今度高級レストランに行ったら、付け焼き刃の知識わひけらかしてあげよう。でも買ったのはグラッパ(ブランデーの一種で、樽で寝かせない)。



次のDomaine Chandonはスパークリングワインのワイナリー。オークの樽ではなく、高圧に耐えるステンレスの樽で作っている。あと二箇所行ったのだが、もう酒疲れしたので試飲は終わり。




帰りはVallejoから二階建ての高速船。海から見たSFもなかなか美しい。

夕食は一時間待って(!)フェリービルのHog Island Oyster Co.というオイスターバー。小さ〜い牡蠣24コと、クラムチャウダーオイスター・シチューも頼んだが、シチューというよりさらっとしたスープで(昨日食べたのはもっと濃厚でどろっとしていた)、本当に店によって違うんだな、というのがわかった。


待っている間に見た食料品店

ケーブルカーの簡素な終点

帰りはBART(地下鉄)で帰る。BARTは自転車持ち込みOK(注意しないだけ?)。


えろぢ師匠の部屋でワインを部屋飲み、寝る。

*1:SFは街の美しさに気を使っているらしく、あまり下世話な看板などは無いが、チャイナタウンは何でもありらしい