ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

例のブツ

http://d.hatena.ne.jp/bikeerx/20060519
id:bikeerxさんが輸入した例のブツ*1を一つ分けてもらって、NWTにつけて、走ってみた。

  1. 装着は簡単。スキュワーを抜いて、ワッシャー2つと一緒に挟むだけ
  2. 電極が1極しかないので(スポーツ車用のハブダイナモはたいてい2極)、もう片方の線をフレームやハブシャフト、スキュワー、ダイナモの回らない部分などからグランド(アース)をとる必要がある→今メーカーのサイトこれこれを見たら、2極型のも選べることがわかった→2極型のほうが配線は楽だが、1極型なら片方をハブナットに挟むか、ワニグチクリップでダイナモの回らない部分につければいいだけ
  3. 6V3W(標準的な自転車用ダイナモの電力)
  4. ハブダイナモよりは軽い(270g)*2
  5. onにした時、回転抵抗がおそろしく重く、摩擦音がうるさい
  6. offの時は全く抵抗感が無い 機械的な爪をスポークにひっかけるとonになる

ライトはB&M Lumotec Oval Senso Plusを使ったが、これに限らず(ハブダイナモでない)ダイナモと組み合わせるのなら、スイッチやセンサーの無いモデルでも十分だ。スタンドライト(停まってもしばらくライトがついている)機構はあるとモアベターよ(byおばちゃま)
普通の自転車に使うのなら、B&MのDymotecあたりのダイナモのほうが静かで、回転抵抗も軽いかもしれない。これをつけたいのは前輪駆動のリカンベントで、前輪に装着して電装系を前に集中できる。ただディスクブレーキだと、ローターの形状によってはつけられないかもしれない。
このAufaというメーカー、他にもなかなか興味深い自転車用電装品があるが、中にはこんなのも。
http://www.aufa.de/index.php?subsite=products&category=8&filter=&detail=104

*1:Aufa spoke driven dynamo=ハブに挟んで使うダイナモ

*2:ハブダイナモが何gかはわからないが、もっと重いはず