昨日、伊集院光の日曜日の秘密基地にダチョウ倶楽部がゲストで出ていて、上島さんが「オンだろうがオフだろうが、飲み続けてバカなことを言い続けていないと、普通の(真面目な)ことしか言えなくなってしまう」といった意味の興味深い発言をしていたのを思い出した。昔から「芸人は遊ぶのも仕事」「遊びは芸の肥やし」と云うが、そういうことだったのか、と納得。
それに対して、ギャグマンガを書いている漫画家さんって、昔からどうやって面白いことを考えているのだろうか、と疑問に思っている。赤塚不二夫御大のように、芸人と芸人以上に飲み、遊ぶ人も中にはいるだろうが、そうもできない人のほうが多いのではないのか。仕事部屋にこもって、さあ面白いことを考えよう、と思っても、なかなかできるものではない。俺なんか、家にいるときはブログのネタだって思い付かないもの。
昔から書いているが、面白いことを考えるのは大変なのだ。しかしそれを声を大にして主張するわけにはいかない。だからコワレてしまう人もいるのだろう。(くそ面白くもない)サラリーマン漫画や恋愛漫画を書くより、(面白い)ギャグマンガを書くほうが大変なのだ(少なくとも俺はそう思う)。ギャグマンガ家を、もう少し尊敬してあげましょうよ。