先日のラジオ番組「伊集院光・日曜日の秘密基地」での伊集院さんと林家木久蔵師匠との対談で、偉大なるイラストレーター、小松崎茂先生の話題が出ていた。自分と同世代以上の男なら、小松崎先生の名前は知らなくても、その絵を見ればわかる方も多いはず。いろいろな絵を書いているが、中でもグッとくるのは空想科学世界の絵だ。松戸の昭和ロマン館にも行ったし、今度は荒川区の荒川ふるさと文化館でイベントもやるらしい。見に行くに決まっている。大正生まれのおじいちゃんの考えた、素晴らしき、レトロSFの世界。資料も何もないところから、時には楽しく、時には苦し紛れに。それは単なる空想科学世界ではなく、小さな子供にも受け入れられるような、暖かい雰囲気もある。その、30〜40年前に空想していた未来世界は、半分くらい実現していたりするのだ。
http://d.hatena.ne.jp/nagino/20050809
