ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

ライト

自分の3台の自転車は、言ってみれば全部ツーリングバイクだ。3台3様、キャラクターはまるで違うのだが。
オートバイもツーリングバイクだったし、自動車でも、スポーツツアラー、グランドツアラーという感じの物が好きだ。当分自動車やオートバイを、個人的に所有するつもりはないが。Livedoorの社長くらい金持ってれば、Aston Martinあたり乗ってみたいものですが。
ツーリング用の自転車といっても、ヨーロッパ車アメリカ車ではだいぶ装備が違う。
アメリカのツーリング車はライトのことはあまり考えられていない。SatRDay(特にアンダーハンドル)のどこにライトをつけようか、悩んだ方も多いだろう。アメリカのツーリング車、特にBikeFridayは、ある場所まで自動車や飛行機で行って、そこから自転車に乗り換える、というやり方をしているユーザーが多いので、ライトをつけることはあまり考えられていない。
対するヨーロッパ車は、荷物満載で家から自走、列車に乗るときは自転車をそのまま積む、というスタイルの方が多いので、自転車用のアクセサリーも、キャリア、バッグなどももそうだが、ライトは特にいいものが多い。
SatRDayと以前乗っていたBikeEには前だけ、Optima Orcaには前後にBush & Mullerのライトをつけている。
ヘッドライト、Lumotec Oval Senso Plusは明るく、ハロゲンのバルブが切れたときや、信号で止まったときはLEDライトに切り替わるし、スイッチをセンサーにすれば暗くなれば勝手に点灯してくれるし、駐車しているときにもリフレクターとして機能する、というある意味究極の自転車用ハロゲンライトだ。価格が高い(5000円ちょっと)のが欠点だと思っていたが、シマノスポーツ車用オートライトが4000円くらい*1NWTにつけている電池式のLEDライト、Cat Eye EL-500も5000円くらいすることを考えれば、それほど高くもないような気もする。まあ実際はダイナモ*2やハブダイナモと組み合わせて使うから、もっと費用はかかりますが。
テールライトは4D Toplight Senso Multiを使っている。電源は、単三電池2本でも、ダイナモからの電源供給でも使え、4つのLEDが離れて配置されていて、上や横からでも見えるように工夫されている。センサーに関しては、明るさではなく、振動に反応して点灯するようになっているが、自分の場合薄暗くなればつけっぱなしだし、なにかのきっかけで消えてしまっても困るので、この機能は使っていない。勿論これも、停車時や、電池がなくなったときでもリフレクターとして十分機能する。ただこれ、点滅機能はないのです。ヨーロッパだと国によっては*3、点滅は点灯していることにはならない、という法律のせいらしいです。ただ日本においては、点滅させていたほうが、「自転車ですよ」と判るし、電池も長持ちするので、点滅機能は欲しい気はします。BikeEにつけていたVistaliteは(あれは、何処の国の物なんだろう?)リレーモードまであったんですが。
スマートで、素晴らしいライトシステムなのですが、車体の両端についているので、ぶつけないようにしないと。

*1:MTBなどのハンドルバーにつけるのなら、形状的にこっちのほうがいいかも

*2:ダイナモと組み合わせて使う場合は、センサーとスイッチがないモデルを使う

*3:多分ドイツ